鬱の友達が自殺を図ったのはこれで二人目で、私はもうまるで当時の自分を見ているようで心がおかしくなる。
私はずっと病気の自分を否定して生きてたのに、友人に向き合うことは、そのずっとずっと否定していた自分を受け入れることから始まるんだもの。
あの子はわたしなんだもの。
色んな言葉と感情が全身を流れていく。
だんだん傷口が開いて血が吹き出てくる。
怖い。
辛さを知っている分、誰よりも抱きしめたいくらいに優しくしたいのに、それをするのが怖い。
事実を知った時、すぐに連絡をとろうとした。
でも、怖くて、電話をかけられなくて、せめてもの気持ちをメールに載せた。
逃げた自分は最低。
今日返事が返ってきた。病院にいる友人からの「ありがとう」のメール。
安堵と一緒に積もるのは罪悪感。
わたしのしていることなんて、相手にすれば結局偽善だ。
行動の伴わない慰みの言葉なんてむしろ傷つけるだけだって知っているのに。
最低な自分。甘えてる。堕落してる。何一つとして頑張ってない。
きえてなくなりたいけど、私が生きて欲しいって言ったのに、って思ったらそれもできないや。